夜型か、朝型か、

hata published on
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仕事が遅くまでありそのまま朝まで続けてしまうことが多い生活だったこと、朝が弱いこと、この2つの理由から夜型だと思い込んでいたが、実は違うのかもしれない。 徹夜明けなことが多いが、早朝の静かで澄んだ空気感は好きだし、中断さえなければ仕事に集中するのは朝でも夜でも構わないのかもしれない。

問題はもっと別のところにある。 集中力を維持し深く入り込んでいくためには「連続した中断のない時間」が必要なんだ。 そのためには昼か夕方頃から集中を開始し、夜に向けて深めていってそのまま深夜にいい状態に至る。 これが僕の典型的な集中のパターン。 でも、これは自分の生活パターンを制御できないなかでなんとか手に入れるかたちであって、主体的に取り組んでいる集中状態への遷移ではない。 このスタイルはつけがある。 後からの反動が大きい。 疲れや眠りが後からどっと押し寄せる。 20代の頃はそれでもなんとか乗り切れたり疲れが表面化せずに突破することもできた。 今はそうもいかない。 本当に体力が低下しているのか、それは不可逆なものなのか、感じるところはいろいろあるがこの話についてはここでは深く入り込まない。 話の肝は、このスタイルを継続していくことが効率のいい選択肢ではなくなってきたし、これからしばらくもさらにそうなっていくだろうということだ。 だから、半日〜1日で集中状態に入っていく短期集中獲得のスタイルから、数日〜数週間をかけて集中状態を断続的にでも漸進的に深めていく長期集中練成のスタイルに変えていかなければならない。 長期の間に集中は何度も途切れるだろう。 しかし、切れでもリセットさせない。 次に集中を深める状態になったときに前回のスタートよりもすすんでいればいい。これを繰り返せば少しづつではあるが長期間にかけて集中力を維持・向上していくことができるはずだ。 ではそのためにはどうすればいいか。 いくつかポイントはあるが、一番重要なのは擦り減らすほどに、あとからつけがくるほどに集中状態を維持して時間を消費しないということだと思い始めた。 そういうやり方では、回復のための休養と多大な時間によって集中状態がリセットされてしまいがち。 結局、整った生活サイクルが必要なのだろう。 小さな子どもを数人抱え、スタートアップに転職して間もない身でそれをどう実化するか。

朝方/夜型 の話はどこへいったのか。